研究人材の遺伝子/奈良先端科学技術大学院大学⁄インキュビー大学院紹介

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NAISTイベントレポート

サイエンスフェスティバル

Posted by:naist |Update:2010.03.19

これは川市研のブースです。

川市研はいろいろなことを研究していますが、そのひとつは、遺伝的小脳性運動
失調症の原因となるAtcay遺伝子の研究です。

小脳は、脳の中でも、協調的な運動を司る部分です。

みなさん、人差し指で自分の鼻のてっぺんをさわることができますか?たぶん、
スムーズにさわることができると思います。

小脳の機能に異常があると、指を動かすことはできるのですが、例えば鼻の頭を
さわろうとすると、震えてさわれないです。運動そのものは大脳からの指示でお
こることですが、例えば指を鼻のところに(スムーズに)もってくるのはいろい
ろな筋肉が強調して働く必要があります。

その協調性を小脳はおこなっているのです。オーケストラでも、指揮者がいなく
ても楽器の音は鳴らせます。しかし、指揮者がいないとハーモニーが作りにくい
と思われます。小脳はさしずめ指揮者の役割でしょうか。

Atcayはキネシンとその積み荷をつなぐ役割をしており、Atcayが働かないと、小
脳の神経で積み荷が末端まで運ばれないために、神経が死んでしまいます。



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